あなたはいわゆる完全主義者ですか。だれにでも特に神経質になる分野があるものです。しかし、生活全般にわたりそうした傾向があり、行き過ぎるなら正さなければならないでしょう。まず、完全主義者は誤りであるということを理解しなければなりません。つまり、完全にはできない人間(自分も含めて)に完全さを期待したり、要求したりすることだからです。ですから、わたしたちはみな不完全主義者になり、最善を尽くしたならそれで満足することを学ばなければなりません。まず、自分の能力を現実的に評価することから始めましょう。そして、人生は短距離走ではなく、むしろマラソンであると考えて、走り続けることが大切だという考え方をするのです。完全主義者は「ウサギと亀」のウサギのようになりがちです。大切なのは自分の能力を正しく評価し、自分にできるペースを維持し続けることなのです。では、余裕を持って人生を走りつづけましょう。 ━Check Point━ ①完全主義者は誤りである。 ②最善を尽くしたならそれで満足することを学ぶ。 ③自分の能力を現実的に評価する。 ④自分にできるペースを維持し続ける。 ⑤余裕を持って人生を走りつづける。